五葉山は岩手県釜石市と大船渡市、住田町にまたがる日本三百名山のひとつで、標高は1,351メートルです。
三陸沿岸の最高峰になっています。
頂上からの見晴らしが良く、太平洋側の三陸の海を見渡すことができます。
五葉山県立自然公園に指定されていて、「花の百名山」として全国的に有名で、春はツツジ、初夏にはシャクナゲの群落が見られます。
全域が鳥獣保護区に指定されていて、シカ・カモシカ・サルなどが生息し、自然との出会いもあります。
山開きが、4月29日の昭和の日に開催されます。
五葉山ツツジ観賞会が、6月第1日曜日に開催されます。
この記事では、赤坂コースについて紹介します。
赤坂コース
登山口は、岩手県釜石市の赤坂峠登山口です。
登山ルート:赤坂峠登山口 → 賽の河原 → 畳石 → シャクナゲ荘 → 日枝神社 → 五葉山(三角点) → 山頂(日の出岩)
駐車場:赤坂峠登山口駐車場
- 台数:約50台
- トイレ:駐車場横にあり シャクナゲ荘にあり
赤坂コースは、最もポピュラーなコースになっています。
赤坂峠駐車場に向かう道路や駐車場でも、シカと遭遇することがあります。
駐車場の横にトイレがあります。
登りはじめは、石などがゴロゴロしていますので注意しましょう。
2合目辺りでは眼下に鷹生(たこう)ダムが見えます。
賽の河原(3合目)には、「熊 出没注意!!」の看板がありますので、熊よけの鈴などを持って行きましょう。
この辺りはひらけていて、木がほとんどありません。
畳石(4合目)には、石や木で作られたテーブルと椅子がありますので、休憩ポイントになっています。
畳石からの鳥居をくぐると、ここからは登りがきつくなります。
4月29日の山開きの日以降でも、山頂に近づくにつれ残雪があることが多いです。
残雪の上を歩いていると、雪の中にズボッと入る事もありますので、気をつけましょう。
シャクナゲ荘の横には水が豊富に出ている水場があります。
シャクナゲ荘周辺では、風はそれほどでは無くても、山頂付近は風が強いことがあります。
帽子などが風で飛ばされないように注意しましょう。
シャクナゲ荘から山頂へ向かう途中に、日枝神社が見えてきます。
その日枝神社の横を通り、五葉山の三角点へ向かいます。
五葉山の三角点に到着です。
もう少し歩くと山頂の「日の出岩」に着きます。
鳥獣保護区に指定されていることもあってか、シカやタヌキに会ったことがあります。
他のコース
楢ノ木平コース
駐車場:楢ノ木平登山口
- 台数:数台
- トイレ:なし
桧山コース
駐車場:桧山コース登山口手前の車両通行止め箇所にあり
- 台数:数台
- トイレ:あすなろ山荘にあり
下山後の入浴
「しゃくなげの湯っこ五葉温泉」には、天然温泉の「美肌の湯」、サウナがあります。
「夏虫のお湯っこ」には、ヘルストン温泉の大浴場、サウナ、バイブラバスがあります。宿泊施設もあります。
五葉山で見つけた植物の写真
五葉山で見つけた植物の写真です。
雪が多かった日の写真
雪が多かった日の写真です。